グラデーションメディウムの使い方と使用感をご紹介

アクリル絵の具 画材

こんにちは。
不思議で妖艶な美人画を
描く絵描きのmakura(まくら)です。

きょうは画材屋さんに行くと
何やら「〜メディウム」と書いた
商品がいくつかあるけれど
あれはいったい何?どうやって使うの?
と思っている初心者の方に、

今回は「グラデーションメディウム」
というメディウムをとりあげて、
ご紹介したいと思います。

メディウムとは


まず、「メディウム」というのは
絵肌や、絵の具自体に
いろいろな効果をプラスできる
もののことをいいます。

今日は様々なメディウムのなかから
「グラデーションメディウム」
使用感を実験したものをご紹介します。

グラデーションメディウムの使い方

今回ご紹介する
グラデーションメディウムは
絵の具に対して20~30%混ぜる
ことでアクリル絵の具特有の
乾きの早さを遅らせ、
ぼかしやグラデーションが
楽にでき、筆むらのない
滑らかな線を描けるというもの。

さっそく実験してみましょう。

<使用したもの>

・リキテックスのグラデーションメディウム(40ml入)
・紙はマルマンのスケッチャーズパッド
・絵の具はターナーのアクリルガッシュのROSE
(途中加えた黄色はPERM.LEMON)

グラデーションメディウムが
リキテックス社製に対して
絵の具はターナー社製の
アクリルガッシュですが、
(普段私が使っているのが
ターナーのアクリル絵の具の為)
とりあえず実験してみます。

違いはわかりますでしょうか。
たしかに色と色の境界線のにじみがいいです。

使ってみて感じたこと

今回の実験で
個人的に一番感じたのは、
線の伸びの良さでした。

今まで細くて滑らかな線を
描きたいときは
アクリル絵の具を多めの
水で溶いて使って
いたのですが
それだと一回でひく色が
薄すぎることがあり、
何度も重ねて描いていました。

しかしこのグラデーション
メディウムを使えば、
濃い状態でなめらかな線がひけ、
ゴツゴツした絵肌にも
細い線を描くことが出来そうです。

グラデーションだけでなく、
アクリル絵の具で緻密な絵を
描きたい方にとっても便利
かもしれないと感じました。

まとめ

いかがでしたか?
今回は、グラデーションメディウムの
使い方と実際に使ってみた
実験をご紹介させていただきました。
少しでも参考になれば幸いです。

また違うメディウムの実験も
していけたらと思っています。
ではまたお会いしましょう。

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